クリックで救える命がある。

ネパールの人々の健康を守るために

  みなさまがクリックしてくださった募金は、ネパール東部に位置するオカルドゥンガ郡(人口約17万人、全56ヶ村)にただ1つしかない病院で24時間緊急患者を受け入れたり、郡内の保健所のサービスを強化することに役立てられています。

 昨年5月に、現場を視察をしました。病院へは小型プロペラ機でも行けますが、首都カトマンズからオカルドゥンガ郡の西側まで車輌で1日移動し、その後徒歩4日間かけ地域でおこなわれている保健事業を視察しながら病院に向かうルートをとりました。

活動地域のナラマデスワール村では、子ども、若者、女性たちがグループ毎に保健衛生の啓発ソングを作り踊るという保健ソング大会が行われていました。炎天下、色鮮やかな衣装を身につけ化粧をした少女たちが、一生懸命裸足で踊りました。このように、村人が楽しみながら保健衛生知識を身につけていくような工夫が事業でなされていました。

隣のシンガデビ村では、建設中の石造りの幼稚園から出てくるカマラ・カドゥカさん(25歳)に出くわしました。彼女は、公立小学校のボランティア教師で、2年前に地域保健事業が結成した母親グループの元リーダーです。事業スタッフの指導を受け定期的に村の問題を話し合った彼女たちのグループでは、小さな子どもたちが遠くの小学校まで毎日通うのは大変なので、地域住民からの寄附を募り、最近幼稚園が完成したとのことです。「大変な仕事だったけれど、皆で力を合わせればできることを証明できてうれしい」と語ってくれました。このように、地域保健事業が母親たちの力を引き出し、自分たちで村を良くしていく好例も見ることができました。

標高1000mから2000mの間を何度も登り降りする厳しい山旅でしたが、報告書からはうかがうことのできない、生きた事業成果も確認することができました。
 

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